福岡義隆教授最終講義 実施報告

 

平成22112日(火曜日)午前1040分〜1210分、立正大学熊谷キャンパス・アカデミックキューブ19号館A101号教室において、立正大学地球環境科学部環境システム学科教授 福岡義隆 先生の最終講義が開催されました。講義題目は『都市大気環境に関する気候学的研究「自分史」』というものでした。

アカデミックキューブ・エントランスホールに掲示された最終講義題目

 

同日午前1030分の受付開始とともに、会場となった収容人員430名余りのアカデミックキューブ19号館A101号教室には、本来の先生の講義履修者は勿論、その他の院生・学部生や立正大学の同僚職員、さらには広島や長野などの遠方を含む学外から福岡先生のかつての教え子や調査・研究仲間の方々300名余りが詰め掛けました。

 最終講義は、中川清隆教授の司会で進行され、米林 仲立正大学地球環境科学部長の挨拶から始まりました。

米林 仲立正大学地球環境科学部長(右)の挨拶を受けられる福岡先生(左)

 

引き続いて、鈴木裕一立正大学地球環境科学部環境システム学科主任から、福岡先生の紹介が行われました。福岡義隆先生が実物投影機させた「都市環境研究の50年(東教大〜立正大)を参考文献にし、更に、鈴木先生と福岡先生の個人的な関係も織り交ぜた講師の先生紹介となりました。

鈴木裕一立正大学地球環境科学部環境システム学科主任による福岡義隆教授の紹介

 

 一連のセレモニーの後、午前1050分ごろ、いよいよ福岡先生の最終講義が始まりました。講義の内容は、福岡先生の東京教育大学の学生時代、千葉県公害研究所、福島大学、広島大学、立正大学において展開された研究活動の成果を網羅するものでした。講義に用いられた資料はここにありますので、そちらを参照して下さい。講義中に撮影されたスナップを数枚、速報として以下に掲示致します。今後、福岡ゼミの学生さん達によって画像情報が整理され次第、順次アップする予定ですので、そちらもご期待下さい。

 


用意した原稿に目を通しながら静かに講義を開始された福岡義隆教授

自らPCをリモートコントロールしながらポインター片手に力説中の福岡義隆教授

大勢の聴衆を相手に熱弁を振るう福岡義隆教授

熱心にメモを取りながら講義に聞き入る聴衆

 

福岡先生の講義は丁度正午ごろ終わりましたので、最後に10分ほど、聴衆の皆さんと質疑応答が行われました。聴衆からは「福岡先生の50年に亘る研究活動を全部まとめて話しを聞いたのは初めてだ。良く分かった。」と好評でした。

 最後に、聴衆を代表して、福岡義隆先生の最後の修士論文指導学生となった立正大学大学院地球環境研究科修士2年生の成田恵理さんから、花束が贈呈された後、参加した皆様の盛大な拍手をもって、福岡義隆先生の最終講義はお開きとなりました。

修士課程2年生の成田恵理さんから福岡義隆教授への花束贈呈